📖 用語
マクロ
GDP
ジーディーピー
国内総生産(Gross Domestic Product)。一定期間内に国内で生産された付加価値の合計。経済規模の代表的指標。
計算式
GDP = 民間消費 + 民間投資 + 政府支出 + 純輸出(輸出 − 輸入)
種類
| 種類 | 説明 |
|---|---|
| 名目 GDP | その時点の価格で計算 |
| 実質 GDP | 物価変動を除いた値、本当の成長率を見るのに使う |
| GDP デフレーター | 名目 GDP ÷ 実質 GDP、インフレ率の指標 |
各国の発表
| 国 | 発表機関 | 頻度 |
|---|---|---|
| 米国 | 経済分析局(BEA) | 四半期、速報 → 改定 → 確報 |
| 日本 | 内閣府 | 四半期、1 次速報 → 2 次速報 |
| 中国 | 国家統計局 | 四半期 |
何を読み取れるか
- 景気の方向性: 実質 GDP 成長率の継続的なプラス・マイナス
- 景気後退(リセッション)の定義: 米国は 2 四半期連続でマイナス成長 が伝統的定義(厳密には NBER 判定)
- 経済構造の変化: 構成要素(消費・投資・政府・純輸出)の比率変化
株式市場への影響
- GDP > 予想 → 株高(業績期待)
- GDP < 予想 → 株安(業績懸念) ただし利下げ期待が強まれば株高もある
- インフレ・GDP・金利のトレードオフ: GDP 強い & インフレ強い = タカ派化(株安要因)
注意
- 遅行指標: 過去のデータなので、市場は既に折込済の場合が多い
- 修正が大きい: 速報からの改定で上下する
- 「数字より構成要素」: 個人消費が伸びているか、設備投資が伸びているか、で経済の質を判断