📖 用語
評価指標
EV/EBITDA
イーブイ・イービッダー
企業価値(EV)を EBITDA で割った倍率。M&A の評価や国際比較で多用される指標。
計算式
EV = 時価総額 + 有利子負債 - 現金預金
EV/EBITDA = EV ÷ EBITDA
なぜ PER より使われるか
- PER は会計方針の違いに弱い(減価償却費の差、税率の違い等)
- EBITDA は減価償却・利息・税金を除外するので、設備投資が大きい業種や国際比較で公平
- M&A で「何年で投資回収できるか」の目安になる(EV/EBITDA = 8 なら 8 年)
目安
- 8〜10 倍: 一般的な水準
- 5 倍以下: 割安(ただし業績悪化の前兆の可能性)
- 15 倍超: 割高、もしくは高成長期待
注意
- 減価償却を無視する弱点: 設備投資が必要な業種では、減価償却を無視した「儲かっているように見える」数字。実際のキャッシュフローと乖離する
- 金融業には使えない: 銀行・保険は事業構造が違うので EV/EBITDA は意味を持たない